馬陽での趙国との攻防戦で、王騎将軍に命名されることで、飛信隊は正式に結成されました。
結成当時のメンバーは現在も隊の中核を担う存在として活躍しています。
ですが、意外とメンバーの名前まで知らなかったりします。そこで、飛信隊の主なメンバーを紹介したいと思います。
目次
飛信隊のメンバー
飛信隊のメンバーについて、簡単に紹介していきたいと思います。
隊長の信と、副長の羌瘣、軍師の河了貂に関しては、もはや説明は不要だと思うので、ここでは割愛します。
副長・渕(えん)
飛信隊結成時のメンバーの1人。
元々は、壁が派遣した連絡係でしたが、王騎が信に課した修行を、信と一緒にやり遂げています。
そのまま、飛信隊の副長に任命されました。武力や知力は平凡ですが、責任感の強さは飛信隊一です。
尾平(びへい)
信と同じ、城戸村の出身で結成時のメンバーの1人。
飛信隊のムードメーカーと言える存在で、戦闘における能力は決して高くないが、宴の席でのいじられ役であり、飛信隊に元気が足りないときに欠かせません。
尾到(びとう)
尾平の弟で、飛信隊結成時のメンバーの1人。
龐煖に野営地を強襲されたときに、気を失った信を抱えて負ってから逃げる際に、死亡しています。
天下の大将軍を目指す信が、最初に意志を受け継いだ人物です。
崇原(すうげん)
馬陽での趙との攻防戦の時に飛信隊へ入った。
剣の達人。趙との戦いで、左目を失っている。
沛浪(はいろう)
信の初陣であった蛇甘平原の戦いから、信と一緒に戦う最古参のメンバーの1人。
田有とともに、飛信隊を支える経験豊富な人物。
田永と顔がそっくりですが、見分けるコツは、眉間から左ほほにかけて切り傷があり、口髭があるのが沛浪です。
田有(でんゆう)
信の初陣の時から、一緒に戦い抜いてきた最古参のメンバーの1人。
巨漢で特徴的な顔つきから、飛信隊の中でも顔が思い浮かびやすい人物。
強面の外見とは裏腹に、まだ幼く生意気だった信にも最初から友好的に接する大人な人物。
田永(でんえい)
沛浪に誘われて、飛信隊に入る。
口が悪く、信にも悪態をついたり、軍師として半ば強引に派遣されてきた河了貂が、女性だとわかると、しばらく認めようとしなかった。
去亥(きょがい)
馬陽攻略戦から飛信隊に伍長として入隊。田永と同じく、最初は信のことを認めていなかった。
竜川(りゅうせん)
飛信隊結成時のメンバーの1人。
飛信隊一の怪力を持つ。初陣の時に、恐怖で震えるも、大切な人を守るために戦うことを決意する。
松左(しょうさ)
飛信隊結成時のメンバーの1人。
槍の使い手で、穏やかな性格をしていますが、全体を見渡せる広い視野を兼ね備えた、頼れる人物です。
我呂(がろ)
麃公軍から、飛信隊に配属されてきた。
尾平と同じく、信がイジる対象としている、飛信隊のムードメーカーの1人。
ノリは軽いですが、人情があり、思ったことはズバッと言うはっきりとした性格をした人物です。
岳雷(がくらい)
我呂と同じく、元麃公兵。
我呂が、「ダンナ」と呼ばれていて、寡黙ながらも、人を統率する能力があることがわかります。
見た目通り、大食いで、河了貂に「大盛りで」と言うところは、飛信隊の和みシーンの一つです。
楚水(そすい)
郭備(かくび)隊の副長で、山陽の攻防戦から飛信隊に入隊。
飛信隊でも、三人目の副長に任命されています。
忠義心と冷静さを持った人物。端正な顔立ちと大人な雰囲気から、女性読者からの人気が高いとのことです。
大きな戦いの度に、敵将から重傷を負わされていますが、その度に不死鳥のごとく復活しています。
那貴(なき)
黒羊丘の攻防戦の時に、尾平と交換で飛信隊と共に行動する。
そして、この戦いの後に、桓騎軍から正式に飛信隊に入隊。
猛者揃いの桓騎軍でも、最強クラスの強さを持っていました。
飛信隊においても信と羌瘣を除けば、ナンバー1の実力の持ち主です。
武力もさることながら、優れた状況判断力を持つため、後方支援や、敵の動きを封じる役目を担うことが多いです。
仁・淡(弓矢兄弟)
黒羊丘の攻防戦の後の、新兵募集で飛信隊に入隊。
中華十弓の1人・蒼源を父親に持つ、弓の名手。
2人とも、腕は確かなのですが、弟の淡は、人に向けて矢を放つ覚悟が中々持てず、苦戦しています。
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