信の武功〜倒した武将と将軍のまとめ〜

こちらの記事では、キングダムの主人公・信が倒した武将と将軍をまとめて紹介しています。
キングダムの大きな魅力は、何と言っても一騎打ちですよね。信はこれまで大きな戦いに出陣する度に、武功を上げ、着実に将軍への道を進んでいます。
信が倒した敵の紹介とともに、それが単行本の何巻に収録されているのかもまとめてみました。

信がこれまで積み重ねてきた武功

天下の大将軍を目指す信の今の階級は、五千人将です。（キングダム55巻602話まで）

大きな戦いの度に、着実に昇級している信の武功と戦歴をまとめて紹介します。

歩兵

王弟の反乱で、嬴政を反乱軍から守り抜いた信は、下僕から抜け出し一般市民の身分を手に入れます。

百人将

蛇甘平原での魏国軍との戦いの後、黄離弦と麻鬼を討ち取った武功が認められ、伍長を飛び越して、いきなり百人将になります。

さらに、馬陽防衛戦においては、王騎将軍直下の特殊百人隊として、戦に参加した信たちは、王騎将軍から飛信隊の名前を与えられます。

三百人将

馬陽防衛戦の後、信は敵将の馮忌を討ち取るなどの武功が認められ、三百人将に昇級します。

この時、同じ三百人将だった武将の中に、玉鳳隊の王賁と、楽華隊の蒙恬がいます。この後も三人はライバルとして、競うようにして着実に昇級していきます。

千人将

山陽の戦いを前に、廉頗四天王の一人、輪虎単独の夜襲を受けた秦国軍は、指揮官クラスの千人将を多く失います。

総大将の蒙驁将軍は、足りなくなった指揮官を補填するために、信を臨時の千人将に任命します。ちなみに、この時、王賁と蒙恬はすでに正式に千人将に昇級しています。

正式な千人将になるためには、山陽の戦いで将軍級の武功をあげることが条件でした。そして、見事に輪虎を一騎打ちで討ち取り、正式に千人将に昇級します。

三千人将

函谷関攻防戦において、趙の将軍・万極を討ち取り、さらに、蕞（さい）の攻防戦では、山の民が援軍にくるまで、最激戦区の南側を死守。

これらの大きな武功が評価され、論功行賞で3人だけの特別準功の一人に選ばれた上で、三千人将に昇級しました。

ちなみに、この時の論功行賞の結果は、

第一功・・・蒙武

特別大功・・・蒙驁、張唐、桓騎、王翦、騰、麃公

特別準功・・・蕞の住民、山の民、信

四千人将

函谷関攻防戦の後、秦国を含め各国が国内の強化と整備を進める中で、王弟・成蟜の反乱が屯留で起こります。

実際は、呂不韋の策略に成蟜がはめらたのですが、これに対処するために、将軍に昇級した壁と、四千人将に昇級した信が屯留に向かいます。

この時、信は王騎のものではないにしろ、矛を使って戦っています。着々と王騎の矛を受け継ぐ準備を進めている様子です。

他にも、麃公軍で千人将をしていた岳雷や、羌象の仇を取った羌瘣が飛信隊に復帰したことで、総合力が格段に上がっています。

五千人将

著雍攻防戦で、呉鳳明と勘違いしていたとはいえ、霊凰を討ち取ったことと、魏火龍七師の一人、凱孟を退けた武功が認められ、五千人将に昇級します。

信が将軍になるのはいつ？

信は本当に将軍になれるのか？

そもそも、下僕だった信が本当に1万の軍を指揮する将軍になれるのか疑問ですよね笑。

その答えは、実はキングダム1巻の一番最初に描かれています。

「李将軍！李将軍！李信将軍！李将軍！」

キングダム1巻・冒頭シーン

信はこの後、李信に改名しています。実際は李という性をつけるわけなんですが。つまり、冒頭でたくさんの部下を引き連れて馬に乗っている将軍は、大人に成長した信なんです。

▷キングダム1巻で李信将軍の姿を見てみる

信が将軍になるのはいつ？

信のモデルになっている李信将軍は、実在した人物です。李信は、蒙恬と一緒に20万の兵を率いて大国・楚の討伐に遠征にでています。このとき既に将軍になっています。

キングダムの漫画では、信が将軍になるのは、鄴攻めの後になると予想できます。その根拠は以下の二つです。

• 鄴攻めに出る前に、この戦いで大きな武功を上げて信、王賁、蒙恬の三人が同時に将軍になるよう、大王・嬴政から直接言われていること
• 鄴攻めにおいて、信は、岳嬰、趙峩龍を討ち取るという大きな武功を上げていること

これらのことから、信は鄴攻めでの武功を以って、将軍に昇級することがほぼほぼ内定していると言えます。

信が倒した武将・将軍

キングダム55巻までに信が倒した将軍・武将のまとめです。記載している難易度は、当時の信がどれくらい苦戦していたかを元に、相対的に判断しています。

信が倒した敵の中で、もっとも信が苦戦した相手は、何と言っても輪虎です。廉頗四天王の一人、輪虎との一騎打ちは、山陽の戦いの勝敗を左右する重要な戦いであったのと同時に、二人が持つ負けられない理由に、胸が熱くなります。

※ネタバレを含むのでご注意ください。

趙国

馮忌（ふうき）#将軍

コミックス12巻

馬陽防衛戦

難易度：中

軍略に長けた趙の副将です。遠距離戦を得意としていて、効率よく敵を倒すことに美学を感じています。だから逆に、知略に長けた武将や将軍にとっては、策略を読みやすい面があったみたいです。

乱戦のどさくさに紛れて、少数精鋭で討つという王騎から授かった作戦が見事にはまり、信は馮忌を討つことに成功します。

万極（まんごく）#将軍

コミックス27巻

函谷関攻防戦

難易度：中

狂気と怨念にみちた趙の将軍です。万極は、秦の白起が趙を攻めた際におこなった「長平の大虐殺」の生き残りです。長平の大虐殺とは、秦に降伏して捕虜となった一般市民を含む趙の人々を、40万人も生き埋めにして虐殺したものです。

秦に対して尋常じゃ無い恨みを持つ万極は、普通とは違う覇気を纏って、怪我や犠牲をものともせず進軍を続けましたが、信に討ち取られます。

万極を打ち取る際、信は「てめぇの痛みはしょっていってやる！」と、相手の怒りや苦しみでさえ、肩に乗せて戦っていくと宣言しています。

万極軍との戦いは、これまでのキングダムで描かれたものとはかなり違うものでした。

慶舎（けいしゃ）#将軍

コミックス44巻

黒羊丘攻防戦

難易度：難

沈黙の狩人と呼ばれ、罠をはり敵がそこにかかったところを、狩取ります。李牧が厚い信頼をよせる人物で、模擬戦では李牧に何度か勝利するほどの知略の持ち主です。

黒羊丘の攻防戦で、趙国の総大将として、秦国の桓騎将軍と戦った際に、桓騎がいつまでたっても気配すら感じさせないことに苛立ち、右翼軍にいた飛信隊に突撃した直後の隙をつかれて、信に討ち取られてしまいます。

岳嬰（がくえい）#武将

コミックス52巻

朱海平原の戦い

難易度：中

慶舎軍の副将。黒羊丘の攻防戦で、信に慶舎を討たれたことで強い怒りを持って、信に挑むのですが一撃で屠られてしまいます。

超臥龍（ちょうがりゅう）

コミックス55巻

朱海平原の戦い

難易度：難

趙国三大天の一人、藺相如の側近だった武将です。どちらかというと軍師としての能力が高いと言われていますが、信と一騎打ちをしても、ある程度互角に戦える武を持っています。

しかし、王騎の矛と意志を受け継いだ信の一振りによって、あえなく討ち死にしてしまいます。

魏国

黄離弦（こうりげん）#武将 #中華十弓

コミックス6巻

蛇甘平原の戦い

難易度：中

中華十弓の一人に数えられる弓の達人。信が所属した秦国軍第4軍縛虎申隊の隊長、縛虎申に致命傷を与えています。

麻鬼（まき）#武将

コミックス7巻

蛇甘平原の戦い

難易度：中

呉慶将軍配下の武将で、朱鬼と共に、将狩りの異名を持つ武将です。麃公将軍を狙って来たところを、信によって返り討ちにあいます。

輪虎（りんこ）#将軍 #廉頗四天王

コミックス22巻

山陽の戦い

難易度：激難

魏国に亡命していた、元・趙国三大天の一人、廉頗の配下にあります。

かつては、廉頗と共に王騎たち秦国六大将軍と激戦を繰り広げた武勇の持ち主です。その実力は総合的に見れば信より上でした。

しかし、王騎将軍の意志を継いだ信の底力と、一瞬の隙を突かれたことにより、信に敗れてしまいます。普段はひょうひょうとして、底知れぬ能力の高さを感じさせます。

▶︎▶︎廉頗は史実ではどんな武将だった？

霊凰（れいおう）#将軍

コミックス37巻

著雍の戦い

難易度：中

魏火龍七師の一人で、秦の六大将軍も一目置いた軍略家です。同じく、魏火龍七師の呉慶の息子、呉鳳明の師匠でもあります。

著雍攻略戦の総大将をつとめた呉鳳明と共に、手薄になった秦国総大将・騰を討とうとしていたところを、突然現れた信によって討たれています。

でも、実はこの時、信が狙っていたのは総大将の呉鳳明でした。信が二人に斬りかかろうとした時、とっさに呉鳳明は霊凰に向かって「鳳明様、お逃げを！」と叫びました。

呉鳳明の顔を知らない信は、その言葉を聞いて、霊鳳が呉鳳明だと勘違いして討ち取ってしまいます。

▷信の結婚相手は誰？