キングダム朱海平原の戦い初日〜十五日目の主な出来事

こちらの記事では、キングダムの朱海平原の戦いにおける、初日から十五日までに起きた、主な出来事をまとめています。開戦前の布陣と、それぞれの夜に起きた重要な出来事についてもご紹介します。また、こちらの記事はネタバレを含んでいるのでご注意ください。

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朱海平原の戦いの背景

趙国の王都圏内にある朱海平原で、王翦を総大将とした秦国軍と、李牧を総大将とした趙国軍の戦いが繰り広げられました。

趙国軍の目的は、趙国の第二都市・鄴を包囲している桓騎軍を撃破し、鄴を解放することです。そして、秦国軍の目的は、鄴の解放を防ぎ、これを落とすことです。

朱海平原の戦い開戦当初、秦国軍は兵站を確保できていないことから、かなり短いタイムリミットがありました。そのため、趙国軍が“時間”を味方につけていて、かなり優位な立場にあります。

朱海平原の戦い初日の主な出来事

開戦時の両軍の布陣

開戦時の秦国軍の布陣は、左翼が圧倒的に少ない状況から始まりました。

秦国軍

中央軍(王翦・麻鉱・飛信隊)・・・兵58,000

左翼(楽華隊)・・・兵5,000

右翼(亜光・玉鳳隊)・・・兵25,000

趙国軍

中央軍(李牧・カイネ・傅抵・金毛・尭雲)・・・兵60,000

左翼(趙峩龍・馬南慈・岳嬰)・・・兵30,000

右翼(紀彗・馬呈)・・・兵30,000

主な戦いと流れ

  • 趙国軍右翼30,000全軍前進で開戦!
  • 楽華隊VS馬呈。馬呈を一時包囲する。
  • 楽華隊が敵を陽動した隙に、麻鉱軍が紀彗軍に波状攻撃で大打撃を与える
  • 亜光軍VS岳嬰軍が真っ向から激突。亜光軍が大きく押し込む
  • 亜光軍第一陣の横腹を馬南慈軍が攻撃
  • 玉鳳隊が亜光軍第一陣と第二陣の隙間から割って入り、馬南慈軍の横っ腹を攻撃
  • 王賁VS馬南慈の一騎打ち。互いに譲らぬ攻防を繰り広げる
  • 王翦将軍の指示を受け、飛信隊(騎馬)が紀彗を討つために、左翼の戦場へ。紀彗軍本陣へ向けて突撃!
  • 別働隊として動いた李牧が自ら麻鉱を討ち取る!
  • 蒙恬が将を失い、崩壊していく麻鉱軍の立て直しをはかる
  • 麻鉱軍を再起不能にするべく、丘の上に陣取っていた紀彗が攻撃を加えるが、楽華隊がこれを防ぐ

初日終了。

初日最大の衝撃は、李牧自らの手で、麻鉱が討たれたことです。

王翦は、将棋でいうところの、“角”をいきなり失ったのです。

初日の夜の出来事

  • 蒙恬が総大将王翦の特権により、臨時で将軍へ格上げされ、左翼の大将を任される。

初日で、麻鉱軍の指揮をとり、軍壊滅の危機を救ったことが、王翦や麻鉱軍兵士に認められたのです。

朱海平原の戦い二日目の主な出来事

開戦時の秦国軍右翼と趙国軍左翼の布陣

秦国軍右翼

亜光軍・・・兵19,000

玉鳳隊・・・兵4,500

趙国軍左翼

馬南慈軍・・・兵9,000

趙峩龍軍・・・兵10,000

岳嬰軍・・・兵7,000

馬南慈軍の後ろに布陣した趙峩龍軍の動きが二日目の鍵となります。

玉鳳隊は、亜光軍の右側に横陣で布陣して岳嬰軍と相対します。

主な戦いと流れ

  • 趙峩龍軍1万が玉鳳隊に突撃する。玉鳳隊は正面から岳嬰軍、左横腹から趙峩龍軍の挟撃を受ける形に。
  • 王賁が千にも満たない小隊を率いて、岳嬰軍と趙峩龍軍の隙間を縫って挟撃から脱出する。
  • 王賁がそのまま大きく旋回して、最初にいた位置から対角線上にある馬南慈軍を横から攻撃。亜光軍もすぐさま反応して、馬南慈軍を挟撃で、端から殲滅していく。

二日目終了。

二日目では、趙峩龍が王賁を討ち取りに出ます。

しかし、逆に追い込まれた王賁が強引にその場を脱し、そのまま反対側にいた亜光軍の左側の兵とともに、馬南慈軍に大打撃を与えたのでした。

朱海平原の戦い三日目の主な出来事

開戦時の右翼の布陣

亜光軍VS尭雲軍・趙峩龍軍・岳嬰軍

玉鳳隊VS馬南慈軍

秦国軍二万五千VS趙国軍三万で始まった戦いは、王賁の活躍により、兵数が逆転。しかし、尭雲軍1万が援軍として加わったことで、再び趙国軍が数の上では優位となった。

主な戦いと流れ

  • 李牧が、中央軍から尭雲軍1万を左翼に援軍として送る
  • 尭雲軍の精鋭“雷雲”、趙峩龍軍の精鋭“土雀”、岳嬰軍が、亜光軍に全面から三軍同時攻撃を仕掛ける
  • 王賁が亜光軍に楔を打っている尭雲軍の横から攻撃を狙おうとするが、待ち構えていた尭運軍に逆に包囲される
  • 王翦の指示を受け、飛信隊が右翼の戦場に本格的に配置される
  • 尭雲軍一万VS飛信隊八千。信と尭雲、本能型の武将が戦略においてぶつかり合う
  • 信VS尭雲の一騎打ち。両者互角の打ち合いを続けるが決着がつかないまま夕刻を迎える

三日目終了。

三日目の夜の出来事

  • 信が羌瘣のテントに現れる。手を繋いだまま眠りにつく。
  • 李牧の元へ、鄴から兵糧が持つ日数が二十日であると報告が入る

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朱海平原の戦い四日目〜八日目の主な出来事

四日目〜八日目において、朱海平原の戦いは全ての戦場において大きな動きはなかった。

二日目、三日目と激戦が繰り広げられた秦国軍右翼と趙国軍左翼の戦場も、趙国軍が守りを固めたため、大きな動きはなかった。

その理由は、鄴の兵糧が秦国軍が持っている兵糧よりも倍以上長く持つことがわかったからである。

秦国軍の兵糧が尽きるのを待っていることに、秦国軍右翼の本陣もわかっているが、効果的な対策を打てずにいた。

朱海平原の戦い九日目の主な出来事

開戦時の右翼の布陣

亜光軍VS尭雲軍・趙峩龍軍・馬南慈軍

飛信隊・玉鳳隊VS岳嬰軍

秦国軍右翼は、趙国軍左翼にいる4将のうち、もっとも弱いと見られる岳嬰を討つ作戦をとる。

主な戦いと流れ

  • 趙峩龍・尭運・馬南慈の三軍同時攻撃を亜光軍が守備を固めて耐える
  • 馬南慈が、亜光軍前線の防衛ラインを超えたことで、尭雲も割って入る
  • 虞寧(ぐねい)が尭雲を止める間に、亜光が馬南慈を討ち取りにいく
  • 虞寧が尭雲に討ち取られる
  • 亜光が馬南慈と尭雲と二対一の局面に追い込まれ瀕死に。
  • 亜花錦がギリギリのところで亜光を救い出す
  • 信が岳嬰を討ち取る

九日目終了。

朱海平原の戦い十日目の主な出来事

前日の九日目で、亜光将軍が重症を負い、立てなくなった状態になる。

中央にいる王翦に指示を仰ぐが、対応策などの指示は何もなく、秦国軍右翼は大将不在のまま十日目を戦うことになる。

飛信隊、玉鳳隊は、信と王賁を筆頭にして、大将不在をついてくる趙国軍に押し込まれるのをなんとか耐え凌いだ。

そして何よりも、将を欠いた亜光軍そのものが、奮戦したことが大きかった。

「亜光将軍は必ず再び戦場に戻ってくる!」そんな思いを胸に戦っていた気がしてならない。

十日目の夜の出来事

  • 王賁を右翼の大将にするように、王翦に進言するが、「現状維持で戦え」という指示が返ってくる
  • 信が王賁と王翦の間にある複雑な事情について知ってしまう

朱海平原の戦い十一日目の主な出来事

本格的に兵糧の残りが危うくなってきた秦国軍。

体力的に、全力で戦えるのも、この日を入れてあと二日と推測された。

つまり、秦国軍は十二日目が終わるまでに、なんらかの対策を討つ必要があったが、効果的なものは何一つ思い浮かばなかった。

秦国軍の兵糧が残りわずかであることを知っている趙国軍は、適当に相手の攻撃に合わせて最低限の力で戦っている。本腰を入れてくるのは十三日目以降なのは、明白だった。

十一日目の夜の出来事

王賁が信の元へやってきて、飛信隊と玉鳳隊が士気を極限まで高めて覚醒することで、右翼の窮地を脱するという戦略とはかけ離れた策を伝える

朱海平原の戦い十二日目の主な出来事

開戦時の右翼の布陣

亜光軍VS馬南慈軍

玉鳳隊VS趙峩龍軍

飛信隊VS尭雲軍

秦国軍の兵糧が持つのもこの日の夜まで。飛信隊、玉鳳隊は、この日に全てをかける勢いで突撃を繰り出す。

主な戦いと流れ

  • 開戦直後、信と王賁が同時にそれぞれの隊の覚醒スイッチを入れる
  • 飛信隊、玉鳳隊の覚醒の勢いに乗る形で、亜光軍も全軍前進する
  • 王翦率いる中央軍が全軍前進する
  • 秦国軍右翼が趙国軍左翼を、李牧本陣がある中央軍付近まで押し込む

十二日目終了。

十二日目の夜の出来事

  • 飛信隊の各隊の将校たちが、隊員たちに直接兵糧を手渡しして回った。将校たちには、信が自ら手渡した。

朱海平原の戦い十三日目の主な出来事

開戦時の右翼の布陣

亜光軍VS馬南慈軍

玉鳳隊VS趙峩龍軍

飛信隊VS尭雲軍

十二日目と同じ布陣だが、王翦軍が前進したことで、互いに相手を撃破して、自国中央軍とともに相手の中央軍を挟撃することが目的となる。

主な戦いと流れ

  • 趙峩龍が自ら、玉鳳隊の右側に向けて攻撃を加える
  • 飛信隊の右側に位置している羌瘣隊に、岳嬰の残軍が攻撃をしかけてくる
  • 尭雲が本軍から姿を消す
  • 尭雲軍の精鋭“雷雲”が、玉鳳隊に突撃する。
  • 雷雲の中でもさらに、上位十人の“十槍”と尭雲自らが王賁を狙う
  • 王賁が尭雲に討たれ、瀕死の状態になる
  • 王賁が不在となった玉鳳隊は、亜光軍の斜め後ろまで後退する
  • 亜光軍は、玉鳳隊がいる右側を厚くするが、そのせいで全面を馬南慈軍に押し込まれてしまう
  • 尭雲不在のため、飛信隊が尭雲軍を押し込む

十三日目終了。

十三日目の夜の出来事

  • 信を秦国軍右翼の大将として十四日目以降を戦うことを決める

朱海平原の戦い十四日目の主な出来事

開戦時の右翼の布陣

飛信隊VS趙峩龍軍

玉鳳隊VS尭雲軍

亜光軍VS馬南慈・岳嬰残軍

秦国軍右翼は飛信隊を中央に配置して、左右をそれぞれ、右が玉鳳隊、左に亜光軍が布陣した。

飛信隊の力を最大限に駆使して、趙国軍左翼の要になっている趙峩龍を討つ作戦だ。

主な戦いと流れ

  • 飛麃、崇原、楚水など各隊が趙峩龍軍の防壁を打ち破り前進する
  • 亜光軍、玉鳳隊、それぞれが対面する馬南慈・岳嬰軍、尭運軍を足止めする
  • 信が趙峩龍軍の防陣を打ち破りながら前進を続け、趙峩龍に近く
  • 松左が、飛信隊の新入り干斗たちがいるところへ助けに向かう
  • 信たちが、趙峩龍の防陣を全て打ち破り、本陣へと迫るが、趙峩龍は本陣を捨てて逃げ出す
  • 趙峩龍を追う飛信隊は、横から趙峩龍の精鋭部隊・土雀の徐肖と徐林の強襲を受け、信は右脇に深手を負う
  • 羌瘣の活躍により、趙峩龍精鋭・土雀を殲滅するが、羌瘣は力を使い果たしてしまう。
  • 新入りの干斗を助けにいった古参・松左が、討ち死する
  • 逃げる趙峩龍を林のなかで追い込み、信が一騎打ちの末に趙峩龍を討ち取る
  • 馬南慈軍を、亜光軍と飛信隊が半壊させるまでに殲滅していく

十四日目終了。

十四日目の夜の出来事

  • 龐煖が現れて、楽華隊の野営地を強襲する。これにより、胡漸(こぜん)副長が討たれてしまう
  • 王賁が目を覚まし、戦場に復帰する

朱海平原の戦い十五日目の主な出来事

開戦時の全軍の意図

秦国軍

右翼が抜いてから、中央軍が敵中央軍を攻撃することで、開戦前から目指していた挟撃の形に持ち込むことを目指す。

左翼は、二日目以降、膠着状態が続いていたが、右翼の戦局の変化をしり、十五日は攻勢に出る。

趙国軍

秦国軍に兵糧がないことは間違いないため、引き続き守りを固める。

左翼にいた4人の将のうち2人が討たれ、尭雲も深手を負っていることは懸念材料ではあるが、ただ守りきればいいだけなので、依然として優位な立場にあることは間違いない。

主な戦いと流れ

  • 開戦と同時に飛信隊がフルスロットルで前進する
  • 右翼の突破を待たずに、秦国中央軍が趙国中央軍に攻撃をしかける
  • 李牧に鄴からの知らせが入る。鄴で起きた非常事態を受けて、李牧は攻撃の陣に陣形を変える

まとめ

ここまでが、現在の最新刊55巻までの内容です。週刊ヤングジャンプ本誌では、朱海平原の戦いの決着がかなり間近にせまっています。

王翦と李牧、どちらも相手の喉元まで攻撃の手を届かせていて、ますます目が話せない状況です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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